地底旅行

地底旅行 (岩波文庫)
ジュール・ヴェルヌの名作です。
気合・熱血・根性の学者先生と弟子の関係がおもしろい。
前半は人物描写がたっぷりとあるので、いつ旅行の話になるんだろうって思ってましたが、あれだけのボリュームをつぎ込むのも納得。
火山の噴火口から地球の中心に行こうって話なので、旅行そのものはアリエン内容なんだけど、本当にそんな世界があったらすごいよなーって、ちょっとわくわくしました。
よく考えたら、月とか宇宙とかは行けるのに、地球の内部ってまだまだ未知の世界なんですよね。