不毛地帯

やっと読み終わりました。商社でのどろどろです。政治家って悪いやつばっかりだー。 でもラストは一応ハッピーエンドでちょっとホッとしました。不毛地帯(四) (新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/03/17メディア: 文庫購入: 5人 ク…

不毛地帯

シベリアの強制労働を終えて帰ってきた主人公が商社でがんばります。 「沈まぬ太陽」の主人公もそうだったけど、正しいことを通そうとする主人公は悪い人たちに振り回されてつらい思いをさせられます。でもひたむきにがんばる主人公。がんばれ。 それにして…

不毛地帯

沈まぬ太陽はこんなタイミングで映画化されてJAL大変だなーと思いつつ、同じ作者のこの作品も読み始めました。 1巻は、主人公がロシアでひどい目にあっていた話が大半で、ロシアとロシア人が嫌いになります。不毛地帯(一) (新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/…

向日葵の咲かない夏

後で知ったんですが、市橋容疑者が逃走中に読んでいた本なんだとか。 クラスメイトにプリントを届けにいったら、その子は首を吊っていました。なぜか蜘蛛に化けて出てきました。死体は消えていました・・・と。 読んでいて気持ちの良い内容ではないんだけど、途…

オーデュボンの祈り

舞台は日本みたいなんだけど、誰からも忘れ去られた島。 ちょっと不思議な感じのする話です。ちょっと変わった人がわらわらと出てきます。カカシがしゃべります。 でもリアルなおとぎ話みたいなかんじ。オーデュボンの祈り (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社…

MW

映画は観ていませんが、目についたので読んでみました。まずは活字のほう。 極秘開発された毒ガスの隠蔽のために虐殺された島民・・・だけど奇跡的に助かった少年ふたりが大人になっていろいろやる話。 一人は完全に復讐の鬼となっていますが、ひとりは良心との…

面白南極料理人

マイナス50℃とか60℃とかの世界で冬を越す男たちの話です。タイトルどおり「食」に関することがメインです。 極寒の地でろくなもの食べられないんだろうなーと思っていたら、伊勢エビ、フォアグラ、松坂牛・・・と、高級食材てんこもりの贅沢三昧。松坂牛でカレ…

BALLAD 名もなき恋のうた

映画は観てませんが本を読みました。 原案がクレヨンしんちゃん?ということですが、おふざけは一切なし。戦国時代にタイムスリップしちゃったっていうとドタバタなイメージがあるけど、ちゃんとシリアスなストーリーです。 でも、侍がクサナギ君のイメージ…

80日間世界一周

ジュール・ヴェルヌの名作です。なんか、急に名作が読みたくなりました。この人の作品は大人も子供も楽しめる感じがいいね。 以前読んだのは「月世界へ行く」とか「地底旅行」とかアリエネー系のSFだったけど、これは現実の世界を旅していきます。 飛行機の…

町長選挙

精神科医の伊良部先生シリーズ。 こんな先生、本当にいたら絶対イヤだけど、面白くってついついのめりこんでしまいます。町長選挙 (文春文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 50回この商品を含…

沈まぬ太陽 御巣鷹山編 会長室編

アフリカ編を読んでからずいぶん経ってしまったけれど、続きを一気に読みました。 腐敗しきった企業体質から起こるべくして起こった事故、そしてその後。なんかもうどうしようもない話だけど、実際ありそうな話です。 トップが腐ってると社員は不幸だよなー…

疾走

田舎の少年のお話です。と書くとのほほんとした印象だけど、表紙が怖い。 差別とかいじめとか犯罪とか盛りだくさんです。 だめな親が不幸な人間をつくるんだなー。でも、こういう親って結構いそうだ。疾走作者: 重松清出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003…

カシオペアの丘で

上下巻あるので、なかなかの長編です。 40歳目前でガンに侵された主人公を中心に、家族や幼馴染と過去を振り返り人生の意味を見出すお話です。ふるさとで起こった悲しい出来事とそれにまつわる怒りや嫌悪や後悔。人を許すということ、自分を許すということ。…

本当は怖い世界の神話

タイトルどおり、いろんな神話が出てきます。でも「本当は怖い」というほど怖くないです。普通の神話の紹介本。 というか、神話って内臓を食いちぎられるとか生きたまま焼かれるとか普通だしねえ。 ギリシア神話はもちろん、インドやエジプトの神話、そして…

定年ゴジラ

ニュータウンに一戸建てを建てて、がんばって通勤してがむしゃらに働いて、定年になったら散歩くらいしかすることがない。そんなオヤジたちのお話です。 父が生きてたらなーとか思い出しながら読んでいたら涙が出そうになりました。定年ゴジラ (講談社文庫)…

鉄道員(ぽっぽや)

映画になるくらいなので長編なのかと思っていたら、短編でした。でも、この本に収められている話はどれもこれもいい話ばかり。「心が揺さぶられる」ってこのことです。 DVDレンタルしようっと。鉄道員作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/04/…

流星ワゴン

妻に不倫され、息子は受験に失敗して登校拒否、そして主人公はリストラ。死んで楽になりたいと思っていたところに現れた幽霊親子のワゴン車。 主人公はこのワゴンに乗って時空を超えて人生の岐路を振り返ります。このへんはSF?なんだけど、主人公の父親が自…

沈まぬ太陽 アフリカ編

気乗りのしない組合の仕事を無理やり押し付けられて、それでも社員のために一生懸命がんばって、その結果ひどい目に合うサラリーマン。 労働組合にここまで情熱を傾ける人は少ないと思いますが、仕事の違いや規模の大小こそあれ今の時代にもこういう人多いと…

千里眼美由紀の正体

事件を追って大暴れするのは毎度のことですが、岬美由紀の幼少時代に起こったショッキングな事件が発覚します。 いやこれはショック。千里眼 美由紀の正体〈上〉 (角川文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/09/25メディア: 文庫 クリッ…

千里眼 堕天使のメモリー

ハローワークでキレてる女と弱気な男。この二人がすごいことをやらかします。岬美由紀が絡んで、またしてもすごいことに。 それにしてもこのキレた女。「自己愛性人格障害」とからしいけど、こういう人意外と多いんじゃないかな・・・とか思ったりします。労務…

千里眼の教室

今回の主役は岬美由紀というよりも高校生たちです。 ある日突然、全校生徒が学校に籠城。独立国家を築いてしまうというもの。そんなの無理だし数日しか持たないよと思ったらこれがすごいことに。 毎度のことながら、岬美由紀が戦闘機を奪取して暴れる展開が…

霊柩車No.4

同僚から大量にもらった松岡作品の最後の一冊がこれ。 千里眼シリーズじゃないので岬美由紀は出てきません。霊柩車のドライバーが主役なんだけど、これまた新ヒーロー登場の匂いがします。 シリーズ化されてないみたいだけど、なんとなく続きがありそうな感…

背徳のシンデレラ

いきなり日本沈没って衝撃的なスタートなんだけど、主役は岬美由紀というより友里佐知子です。 ずっと前の作品で2度も死んでるけど、ここでは友里佐知子の人生が明らかになります。戦後の事件簿も出てきて、へーあの事件にも関わってたんだーみたいな。もち…

イリュージョン

「マジシャン」シリーズ第二弾なのかな。前回は天才マジック少女だったけど、こんどは天才マジック少年です。最後のほうに、この本が登場します。それによると三部作のようです。 イリュージョン:マジシャン第2幕 (小学館文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メーカー…

私が彼を殺した

東野圭吾です。人気作家だけど性格悪いやつが毒殺されます。容疑者は3人でそれぞれの視点で話がすすみます。 そして最後のクライマックス、犯人は・・・で終わってしまいます。ええー。私が彼を殺した (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日…

トランスオブウォー

岬美由紀、こんどはイラクで大暴れの巻です。 自衛隊で救難ヘリのパイロットになるべく訓練していた頃のお話と同時進行で進んでいって、最後につながります。 それにしても岬美由紀は死にましぇん。普通なら100回は死んでます。絶対。クラシックシリーズ9 千…

ヘーメラーの千里眼

会社に置きっぱなしになっていた未着手の千里眼シリーズ、ずっと外出続きで気になっていましたが昨日やっと帰社できたので上下巻2冊を持って帰りました。ほぼ一気読み。 順番が前後したみたいだけど、あまり気にせず楽しめました。 自衛隊からカウンセラーに…

感染列島

新型インフルエンザが蔓延している今、つい手が出てしまいました。実は映画のほうも気にはなっていたけど結局観てないし。そんなわけで、朝ダウンロードしてさきほど読み終わりました。 最初は養鶏所で鶏インフルエンザが発生して、その後市内で人が謎の死を…

カウンセラー

今回は、千里眼の岬美由紀は出てきません。嵯峨くん大活躍の巻です。 14歳の少年が一家惨殺事件を起こしますが少年なので無罪に。唯一生き残った音楽教師が復讐しますが、それだけでは終わりません・・・ 岬美由紀大活躍の爽快感は無く「うわー・・・・・・。」みたい…

千里眼 マジシャンの少女

千里眼の岬美由紀とマジシャンの里見沙希の豪華競演。催眠の嵯峨君も出るよ! 舞台はお台場。オープン直前のカジノで事件が起こります。これを読むとお台場の温泉に行きたくなるかも。千里眼/マジシャンの少女 (小学館文庫)作者: 松岡圭祐出版社/メーカー: …