高みの見物

夏目漱石吾輩は猫である」は猫の視点のお話ですが、これはゴキブリ視点の物語。
ゴキブリにも上等なのと下等なのがいるそうで・・・。主人公は船にもぐりこんで旅をしつつ人間観察をする上等な種類のゴキブリです。
昭和初期かもうちょっと昔なのかな、そんな時代の変わり者たちが出てきます。
でもやっぱりゴキブリ嫌い。

高みの見物 (新潮文庫)

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